熱分析装置は、物質を加熱・冷却し、その物理的性質を温度の関数として測定することで、物質の重量変化・形状変化・比熱など、様々な情報を得ることができる装置です。高分子をはじめ、無機物、金属、食品、医薬品など幅広い分野で、研究開発や品質管理などに利用されています。
当センターでは、6月20日(木)に、『熱分析入門セミナー ~豊富な分析事例を用いた講義と実演~』を開催しました。
今回、株式会社リガクより益田泰明氏を講師としてお招きしました。前半は熱分析の基礎や事例について学ぶことのできる座学、後半は当センターに導入された装置を用いた実演を行いました。
参加者の皆さまからは、「基礎の説明がしっかりしていて十分に理解できた」「熱分析を行う際に気になっていた点について確認することができた」「今後使用してみたい」等のご感想をいただき、好評のうちに終えることができました。
熱分析装置は2,030円/時間でご利用いただけます。ご希望の方はお問合せください。(工業化学担当 上野竜太)