令和2年6月19日(金)、当センターにて、木工家具メーカー、機械加工メーカー、広告サービス業、印刷業等、8社11名の県内企業に参加いただき、令和元年度導入の低出力レーザー加工機活用セミナーを開催しました。
 本装置は80W CO2レーザーを搭載し、CADデータを用いて、 各種軟質素材の切断加工や素材表面への刻印等を行うことができるものです。
  セミナーでは「この装置を使ってどのような素材を加工できるのか」、「どのようなデータを準備すれば加工できるのか」等について説明と共に、持ち込み素材のテスト加工を実施しました。
  テスト加工実演は大変好評で、数多くの素材がについて様々な設定で試すようご要望をいただきました。当センターにとって初めて加工する材料も多く、今後の企業支援に役立つ情報が得られた有意義な機会となりました。
 県内企業の関心が非常に高いことが確認できた当技術については、当センターに今後の業務の中で、様々な素材のレーザー加工データが蓄積されてから、機器応用セミナーを開催を検討したいと考えております。
  セミナー参加企業からはレーザー加工の前のデータ作成についてのニーズも確認することができました。新技術の導入と並行してCADなど基盤技術の研修は繰り返し開催することも検討したいと考えております。
(製品開発支援担当 佐藤幸志郎)