本県では令和2年10月27日(火)~11月1日(日)を宇宙・科学体感ウィークと定め、科学技術振興に係る様々なイベントを開催しており、当センターでも最先端の科学技術動向を把握してもらい、想像力・発想力の豊かな人材育成を目的に高校生・大学生を対象とした「宇宙科学セミナー」を10月31日(土)に開催しました。
今年の宇宙科学セミナーは、昨年度に引き続き2回目の取組で、J:COMホルトホール大分にて開催し、小学生・高校生・大学生・一般51名の方にご参加いただきました。
講師には宇宙力学をスペースデブリ(宇宙ゴミ問題)に応用し、スペースデブリ発生防止策の有効性などを評価するツールを開発している九州大学大学院 工学研究院 航空宇宙工学部門の花田俊也教授をお招きし、「宇宙の未来を考える ~宇宙の交通と環境~」と題して講演をしていただきました。
受講者からは「とても有意義な時間でした。」「スペースデブリの除去についてもっと調べてみたい。」などアンケートの回答をいただきました。また、「大変満足」と「満足」は92%と満足度の高い結果が得られています。
来年度も発明や科学に関連する講師をお招きし、講演を予定しています。小学生から大人までたくさんの方に科学に興味を持っていただき、セミナーをきっかけに日本の明るい未来に貢献していただければと思います。(企画連携担当 工藤 一樹)