大分県試験研究機関連携会議では、県内の異分野公設試験研究機関(大分県衛生環境研究センター、
大分県産業科学技術センター、大分県農林水産研究指導センター)が総合的かつ有機的な連携を図る
ため、①研究員の交流、意見・情報交換の推進、②職員の資質向上及び企業、団体に向けた合同研修
会の開催、③試験研究成果の普及にかかる合同研究成果発表会への参加、④試験研究機器の相互有効
活用の推進、⑤研究の連携の推進、⑥その他試験研究の振興に必要な事項について、平成22年度から
活動を行っています。これまでに、「ICTを活用したイチゴ栽培」、「牛体温監視システム」の技術
開発等にも取り組み、県内の生産者や企業へ技術移転を進めています。
これらの成果を下支えする連携の芽出しには、研究員相互の交流や情報交換が必要不可欠であること
から、今年度第5回目となる本会議において、当センターを会場とした交流・見学会を2月21日(火)
に開催しました。
約50名の研究員が参加し、各機関の業務概要紹介の後、製品開発支援、電子・情報、電磁力、機械、
金属、工業化学、食品産業の各分野の設備を見学しました。また、企画運営、研修交流、研究調査の
各ワーキンググループに分かれ、意見交換や情報交換を行いました。