技術研修「基礎から学ぶ!熱分解ガスクロマトグラフ質量分析(Py-GCMS)入門」(12/7)を開催しました!

熱分解ガスクロマトグラフ質量分析装置はプラスチックなどの有機物を急速熱分解して熱分解生成物をガスクロマトグラフィー(GC)で分離し、質量分析計(MS)で同定、定量する分析装置です。試料導入部分に様々な方法を用いることで、固体や液体、揮発性有機化合物やガスなどの分析も可能です。

産業科学技術センターでは、12月7日に「基礎から学ぶ!熱分解ガスクロマトグラフ質量分析(Py-GCMS)入門」を開催しました。サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社より松浦秀明氏を講師としてお招きし、熱分解ガスクロマトグラフ質量分析の基礎や目的に応じた試料導入法など実例を交えてご講義いただきました。また、産業科学技術センターの装置を使用して装置の概要及びアプリケーション例などについてご紹介いただきました。

参加者の皆さまからは、「各手法の特徴について装置を見ながら学べたのでイメージができた」「これからGCMSを使うので基礎から説明していただけてわかりやすかった」「前処理方法毎にできることや使用用途について理解できた」などのご意見をいただき、好評のうちに終えることができました。

熱分解ガスクロマトグラフ質量分析装置は、4,300円/時間でご利用いただけます。ご希望の方はお問合せください。

セミナーの様子