令和元年9月11日(水)、株式会社リコーAM事業センターよりプロダクトスペシャリスト三浦邦博講師をお招きし、3Dプリンター活用セミナー「3Dプリンターの最前線2019」を大分県産業科学技術センターで開催しました。当日は10社15名の方が参加されました。
セミナーでは、3Dプリンター概要(造形方式/材料等の基本技術~最新技術動向)や生産現場における活用事例(造形サンプルを使っての解説など)を3Dプリンターの実機や実際の出力物を交えて紹介しました。
また、海外と日本における3Dプリンターを取り巻く市場の違い、三次元技術によって起こる市場の変化、周辺機器について合わせて情報提供しました。
セミナー参加企業からは「3Dプリンター業界の進展や利用方法を知ることが出来てよかった」「3Dプリンターだけでなく3Dスキャナーの使われ方がとても参考になった」「3Dプリンターで量産できるということが分かった点がよかった」等様々な感想がありました。また既に社内で3Dプリンターを導入されている企業の活用課題やこれからの自社製品開発に対して3Dプリンター導入活用の検討をされる声も聞かれました。これからのものづくり産業では三次元技術を活用した製品開発は重要と考えられ、今後もセンターでは機器貸付制度を含め積極的な支援を行っていきたいと考えております。(製品開発支援担当 疋田武士)

造形サンプルを使っての解説