4月20日(金)、(公財)日本デザイン振興会より加藤公敬常務理事 渡部明子氏をお招きし、2018年度グッドデザイン賞 応募説明会・審査体験会を開催しました。大分県での説明会は、今年で2度目の開催となり、当日は17社24名の方が参加されました。
グッドデザイン賞は1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みであり、昨年60年目を迎えました。
応募説明会では、グッドデザイン賞創立についての経緯から、受賞までのスケジュール、審査会の様子をはじめ、近年の受賞の傾向や地域、中小企業等のものづくりでの受賞例を中心に紹介して頂きました。
審査体験会では、実際のグッドデザイン賞の審査方法に基づいたワークショップを行いました。マイナスよりもプラスの視点での評価による受賞作品や自社商品の模擬審査を行い、企業からは「様々な視点で商品を見つめ直すことが出来た」「異業種の企業からの意見が参考になった」等様々な感想がありました。また、説明会終了後の相談会においても、多くの企業から応募に関する質問があり、県内企業のグッドデザイン賞に対する関心の高さが感じられました。
昨年度の大分県関係の受賞は3件、プロダクトデザインをはじめ、産学官連携(企業、大学、当センター)での受賞もありました。来年度も応募説明会を開催すると共に、今後も積極的な支援を行っていきたいと考えております。

応募説明会・審査体験会の様子