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C216:比表面積・細孔分布測定装置

●機器名
比表面積・細孔分布測定装置
c216
keirin
この機器は競輪の補助を受けて整備したものです。
●概 要
液体窒素温度で粉体粒子の表面に吸着占有面積のわかったガス分子(窒素分子)を吸着させ、その量から試料の比表面積を求めたり、ガス分子の凝縮から細孔分布を測定する装置です。
試料を専用のガラスチューブに入れて秤量し、脱気のための前処理をした後に、装置に取り付けます。その後は装置が自動で測定をして、吸着等温線という結果が得られます。この吸着等温線から比表面積や細孔分布が求まります。
比表面積(BET3点式)は約1時間、細孔分布は約半日で測定できます。
●型 式
シスメックス社製 クアドラソーブSI-3
●仕 様
測定方式:ガス吸着法
表面積測定範囲:0.05m2/g以上
細孔分布測定範囲:0.7~400nm
同時測定本数:3本
試料前処理:
雰囲気;真空脱気あるいはフロー脱気
最高加熱温度;400℃
同時処理本数;6本
試料の量:1cm3程度(試料によって異なります)
●活用事例 粉体、活性炭や炭などの多孔体の比表面積、細孔分布測定に用います。
●担 当 工業化学担当

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