ものづくり現場の技術支援機関

普及事業・調査

正しい計量の普及

1  普及事業

大分県では毎年11月の計量強調月間にあわせて、各市町村と大分県計量協会の協力を得て計量普及事業を行っています。

11月1日は計量記念日・11月は計量強調月間

改正計量法が平成5年11月1日に施行されたことを記念し11月1日は計量記念日となっています。
これに伴い毎年11月を計量強調月間として計量に関した行事などが行われています。

計量記念日について(計量振興協会記事抜粋)
計量に関する制度は、経済・社会の最も基本的な制度であり、国民生活のあらゆ る分野の基盤的制度です。計量の基準を定め、適正な計量を確保することは、日常の生活を守るとともに、経済の発展及び文化の向上のために非常に重要なもの です。経済産業省では現行の計量法が施行された平成5年11月1日にちなみ、以後11月1日を「計量記念日」とし、計量法の適切な実施とともに計量思想の 普及啓発に努めています。
本年も計量記念日全国大会を中心とする各種事業を地域をあげて推進し、広く計量への意識を喚起するとともに、関係者相互の連携強化をはかることを目指し ます。

計量記念日(11月1日)
毎年11月1日を計量記念日として、計量制度の普及や社会全体の計量意識の向上を目指している。
電気記念日(3月25日)、発明記念日(4月18日)、貿易記念日(6月28日)とともに経済産業省4大記念日のひとつ。

平成23年度ポスター

keiryofukyu01

平成23年度のポスターは、瞬時に状況を解明・検証して最善の一手を打つ囲碁を切り口にして、計量・計測の正確さを支える計量トレーサビリティの重要性を訴求しました。キャラクターには2007年から女流棋聖戦を3連覇した日本棋院所属のプロ棋士、吉原由香里さんを起用しました。このポスターを通して、計量全般、特に産業におけるトレーサビリティの理解・普及に努めていきたいと考えています。

ア.計量教室

毎年県内の2市町村を会場として計量に関しての講習と商品の試買調査などを行っています。

計量教室実施風景平成(23年度実施(佐伯市 ・ 杵築市))

keiryofukyu02 keiryofukyu03
イ.リーフレット配布

毎年県内の3市町村の街頭でリーフレットの配布を行っています。

街頭でのリーフレット配布風景(平成23年度実施(津久見市 ・ 国東市 ・ 日出町))

keiryofukyu04 keiryofukyu05
ウ.その他

ポスターの配布などを行っています。

2 計量器及び商 品の立入検査

正しい計量器による正しい計量取引の確保を図るために、取引に使用されている計量器や商品量目等の検査を行っています。

ア.計量器

計量器の確認や使用方法の適正化等について指導を行っています。

イ.商品量目

店頭で販売されている商品の量目等を検査し、不適正な商品の販売防止等に努めるとともに指導を行ってい ます。

ウ.事業所等

特定計量器の製造・修理・販売事業者や計量証明事業者、水道やガスの供給事業者など特定計量器を取り扱 う事業所に対し適正な管理がされているかの調査を行います。

3 おかしいな?と思ったら

商品の正味量が表示より少ない場合には購入したお店に申し出ましょう。
しかし、水分抜けなどどうしても避けられない原因もありますので、誤差の許容範囲が認められています。これは量目公差と言い、商品の種類や重さによって 決まっています。
誤差が大きすぎると感じた場合は大分県産業科学技術センター計量検定担当にご連絡ください。

ご利用ガイド

PAGETOP
Copyright © 大分県産業科学技術センター All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.